こんにちは(^^)/
稀に間取り図の表記で『防音室』とかかれた物件を見た事ありますでしょうか?
今回は賃貸では少し珍しい『防音室』についてお話しさせて頂きます。
今回は、防音室付き物件のメリット・デメリットについてご紹介いたします。
■メリット■
名前の通りではありますが防音室の中であれば基本的には音漏れを気にする必要はないと言えるでしょう。
例えば映画や音楽を大音量で楽しむことや、原則的には大きな音が鳴る楽器の演奏も問題はありません。
防音室は室内の音が外に漏れにくいのは勿論のこと、外からの音も遮ってくれます。
例えば外の車の音や子電車の音など、普段から外部の音が気になってしまう方は防音室付きの物件が良いかもしれません。
防音室を寝室にすれば静かな空間で快適な睡眠を過ごすことができます。
防音室は構造上、断熱効果が高いというメリットがあります。
一般的に防音室付き賃貸物件は、鉄筋コンクリート造で作られていることが多いです。
その上、防音室は壁が二重や三重になっている構造である為に、熱を遮断する効果が高いです。
■デメリット■
①コストがかかる。
防音室をつくるには、防音材や吸音材を床や壁などに施工するため、かなりのコストがかかってしまいます。
また家具や窓サッシの防音対策など、どこまで防音仕様にするかによって大きく金額が変わることも。
楽器演奏やホームシアターなど、大音量を扱うとなれば数百万にもなるでしょう
②熱がこもりやすい。
防音室は音漏れを防ぐために気密性を高くしてつくられます。
気密性の高い空間は、メリットとしても上げましたが熱がこもりやすいのはがデメリットになる事もあります。
なぜなら換気がしづらく、熱や湿気がこもりやすくなるので、夏場は非常に暑くなってしまいます。
音響機器や楽器など、温度や湿度の配慮しなければならない場合は、空調設備を整えたり保管場所を変えたりと工夫が必要でしょう。
③部屋が少し狭くなる
防音材や吸音材を使って防音室をつくるため、壁が厚くなったり天井が低くなったりします。
そのため、防音室ではない部屋よりも少し狭く感じてしまうかもしれません。
できるだけ狭くしたくない場合は、床のみ、窓のみなど、部分的に防音工事をするといいでしょう。
音楽を楽しみたい方だけでなく、配信業の方、ゲームに集中したい方など様々な理由で近年は特に注目されております。また、周りを気にせず静かに暮らしたい方は防音室付き物件を検討されてみてはいかがでしょうか。
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