定期借家と一般の賃貸契約の違いは?
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この2つの違いは、契約満了の時に差が出ます。一般の賃貸契約では契約期間を1~2年と定めるのが一般的ですが、借主が善良で今までに何も問題がなければ、契約を延長することが出来ます。大家さんから契約を解除されるには、正当な事由があり、且つ、6ヶ月前に通知していることが条件となります。一方、定期借家契約で契約期間が満了となった場合、大家さんに正当な事由が無くても借主は速やかに退去・明け渡しをしなければなりませんし、立退き料を請求することもできません。入居者にとっては厳しい条件となりますので、借地借家法上に次の規定があります。契約を結ぶ前に貸主は、定期借家であることを書面で事前に説明しなければなりません。契約も定期借家であることを明文化し、満了日も設定しなければなりません。貸主は契約期間満了日の1年から6ヶ月前までに契約が終了することを通知しなければなりません。万一、大家さんの都合で明渡しの必要がなくなっても契約更新することはできず、一度契約を終了し敷金等を清算した後、再度契約を結ぶ形になります。
コンクリート打ち放し仕上げのメリットは?
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コンクリート打ち放し仕上げは、意匠性の高さが魅力ですスタイリッシュでおしゃれな住まいを実現したい人に向いています。
また、コンクリート打ち放し仕上げの物件は、RCかSRCのため、界壁や床はコンクリートでできており、遮音性が高いことがメリットです。
ボイドスラブ工法って?
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厚めのコンクリートスラブの中を空洞にした工法のことをいいます。マンションのコンクリートスラブ(床)、を通常より厚く空洞を設けることで、防音や強化となる小梁を無くす事が可能となります。この工法により、スッキリとした(凸が無い)天井となります。
SOHOてなんですか?
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Small-Office Home-Officeの頭文字で、小規模事務所や自宅で働く職場形態、もしくはその用途に対応した物件のこと。
近年では、都市郊外にコピー、FAXなどのOA機器を共用する賃貸型小規模SOHO施設も登場し、高齢者や主婦などがニュービジネスを展開するケースもある。
契約書の文字が小さく見えないのですけど…
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確かに小さな字がゴマゴマと書いてあり、聞いた事の無い言葉もあるかも知れません。
でもこれは、貸主と借主との約束ごとを書き連ねたものなので後で知らなかったといっても通りません。
不動産会社に分からないところを質問して、充分理解してから署名・押印するようにしてください。
というのは、賃貸借契約書を結んだ時点で、契約のキャンセルは原則的にできなくなるからです。
たとえば、契約を結んだが、後日気が変わり、入居前に契約をキャンセルしようとしたとします。
入居前であっても契約は始まっているわけですから、通常の場合、礼金・仲介手数料は入居者には戻ってきません。
原状回復ってどんなコトですか?
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住んでいる間には、借り手の不注意によって室内を損傷させることもあるでしょう。
これらを修繕することが原状回復です。賃貸借契約書を見ると、退去時、部屋を原状回復させる為に要する費用は敷金から相殺する旨の記述があります。
国土交通省作成のガイドラインによれば、一例として畳の日焼けなど年数経ったため自然と傷んだものは家主の負担するが、喫煙によって壁紙の張り替えを要するほど汚れしまったような場合借主の負担とする。、喫煙によって壁紙の張り替えを要するほど汚れしまったような場合借主の負担とする。とあります。
建物の構造の違いは?
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木造・・・平屋~3階建の低層住宅に使われます。構造体が木で出来ています。
軽量鉄骨造・・・低層住宅に使われます。軽量の鉄骨材(数ミリの鉄)で出来ています。
鉄骨(重量鉄骨造)・・・中高層住宅に使われます。大きなH鋼で骨組みを造る構造です。
鉄筋コンクリート(RC)造・・・中高層住宅に使われます。鉄筋コンクリートで造る為、丈夫で大規模住宅向きです。
鉄筋鉄骨コンクリート(SRC)造・・・高層住宅に使われます。鉄筋コンクリートと鉄骨造をくみあわせた構造です。一番丈夫ですが、コストも一番高くなってしまいます。