退去立会とはなに?
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退去後の修繕工事の費用負担を貸主側・借主側のどちらの負担をするかを明確にする目的で行われるのが退去立会です。立会は賃貸物件を明け渡す当日に行います。床や壁のキズ1つにしても、入居前からあったのか、借主の過失でできてしまったのかによって、どちらが負担するのか変わります。大家さん若しくは管理会社と共に部屋の状況確認を行います。所要時間は大体20~40分程度です。部屋の修理が必要な場所を確認し、修理費用を貸主・借主どちらが何割負担するかを決めていきます。この段階では、負担する金額まではわかりません。その後、修理工事の見積を行い、決まった負担割合を元に金額を計算し、貸主へ費用の請求が行われます。敷金を預けている場合は敷金からの精算、預けていない場合は大家さん若しくは管理会社へ支払を行います。
原状回復ってなに?
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退去時に借りた部屋を契約時の状態に戻すことです。原状回復をめぐるトラブルは多い為、ガイドラインが設けられています。経年劣化や自然損耗は元の状態に戻す必要はありませんが、契約者が破損したもの(フローリングのキズや壁紙の汚れ等)は原状回復をする義務があります。