隣の人と同じ間取りの部屋を借りているのに家賃が違う場合、家賃の格差を無くしてもらうことはできないでしょうか?
A
新規に部屋を貸す場合、大家さんは他の部屋の家賃に関係なく貸すときの市況に応じて家賃を決めます。つまり貸し手市場の場合は家賃は高めに、借り手市場の場合は安めになるということです。
それではこの家賃の決め方は適正家賃といえるのでしょうか?
結論からいうと、もともと家賃に適正家賃という考え方は無いといって過言ではありません。つまり賃貸契約とは最終的に貸主と借主との間で決められるものだからです。どんなに周辺相場より高い家賃でも借主が同意して契約してしまえばそれがその部屋の家賃ということになります。このような理由で同じ間取りでも家賃がばらばらになってしまうのですが、これは、法律上の違法でもないので仕方ないことと理解するしかありません。もっとも大家さんは法外な家賃で借手がいないといけないので、そんなに周辺相場からかけ離れた家賃を設定する事はありません。
更新料とは?
A
契約を更新する際に家主に支払うお金のです。この更新料は、礼金と同じような性格のものですので、部屋から退去しても戻って来ません。概ね家賃の1ヶ月から1.5ヶ月分を支払うケースが多いようです。また、事務手数料が別途かかる場合も有ります。更新利用の金額は、賃貸住宅の広告に記載されていないこともありますので、契約時を結ぶ前にきちんと確認しましょう。