入居して事故物件であることがわかった!
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自殺や殺人などがあった部屋のことを事故物件といいます。この事故物件に関しては広く知られているのですが、その明確な内容まではあまり知られておらず、1度入居者を挟めば告知の義務がない!とか、3年を過ぎれば告知しなくてもいい!など、都市伝説のように伝わっているケースが多いようです。
それというのも事故物件の告知に関して明確な法律が無いからなんです。これまでも同じような内容で何度となく裁判が行われてきましたが、判決は様々でした。そのため、各不動産業者は自分たちに都合の良い判例を元にルールを決めているというのが現状です。
防犯性の高いカギに交換してもいいの?
A
カギを防犯性の高いものに変更したい!という要望は少なくありません。古い賃貸物件などはピッキング被害に遭いやすいシンプルなカギを使用していることが多く、ディンプルキーなどに変更したい!と言う人が増えています。
この場合、勝手にカギを交換することも可能ですが、その場合は退去するときに元のカギに戻すことが条件となります。
それはちょっと面倒なので、家主の許可を得て防犯性の高いカギに交換するのが良いでしょう。そのとき退去時に元のカギに変更しないことも承諾を得ておきましょう。
鍵って失くしたらどうなるの?
A
紛失したと気付いた段階で管理会社に連絡をしてください。
鍵を紛失した場合鍵のタイプによってはシリンダー(扉についている本体)の交換をしなくてはいけません。(拾われた鍵で犯罪が起るのを未然に防ぐためです)
交換の場合の費用は高額となりますので鍵の紛失はしないように心掛けてください。
駅から○分、誰かが歩いて計ってるの?
A
直線距離ではなく、道に沿って測った距離になります。もちろん、誰かが歩いて計ったのではなくちゃんとした計算をもとに出しています。1分=80mが計算式で、80m未満は1分に繰り上げます。例えば、400mだと徒歩5分、500mだと徒歩7分という具合です。但し、坂道や信号待ちは考慮に入りません。
取引態様「貸主・代理・仲介」って何?
A
取引態様とは、宅地建物取引業者が物件を広告する場合に自分の立場を表したものです。どの様態であるかで、報酬額(仲介手数料)や、法律上の制限が変わってきますので、しっかりと表示する必要があります。
「貸主」・・・業者が自分で持っている物件を賃貸する場合です。借主から報酬を受け取ることは出来ません。
「代理」・・・業者が貸主の代理人として物件を賃貸する場合です。
「仲介」・・・業者が貸主と借主を媒介する場合です。借主には業者に対する報酬の支払が発生します。